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管理職は、従業員を監視という概念をやめること

管理職と言っても、中間管理職になりますが、管理職と聞くと、上の方の立場で、社長と従業員の間に立ち、上からの依頼を着実に伝え、従業員がちゃんとやっているのかという管理をするというのが、この方々のお仕事なのではないかと一般的には思います。

考えただけで、かなりストレスが溜まってしまう環境であるということが、想像するだけで思います。会社のために、監視をしなければならないのは、仕方のないことであると思います。

売らずに売る技術 高級ブランドに学ぶ 安売りせずに売る秘密』では、この監視をするということではなくしたことで、従業員がお客様のための行動を取ることが、可能になったということが紹介されています。

 

赤字のどん底から、顧客接点における「真実の瞬間」をつかまえることで業績を回復させたスカンジナビア航空も、従業員が顧客の求めていることを素早く察知し、最適な提案を実行できるように、現場への大幅な権限委譲を行いました。だから航空券係は上司に相談することなく、自分の判断でホテルに連絡したのです。もし彼女が上司の判断を仰いでいたら、どうすべきか現場に指示が下る前に、ピーターソンが搭乗する予定だった飛行機は飛び立っていたでしょう。

現場スタッフの権限が拡大されたことにより、スカンジナビア航空の中間管理職は従業員を監視するためにいるのではなく、従業員が適切な判断を行えるように支援する立場に変わりました。リーダーシップから、フォローシップへと役割が変わったのです。p.278

この文章を読んで思うのは、部下、従業員を信じるということではないかと思います。ですが、むやみに、初めから人を信じるということではなく、ある程度の個性、判断、思考を尊重するということで、その人を認めている、受け入れているということにもなるので、その人の居場所ができる、ということにもつながると思います。

そうすることで、安心して、業務にも取り組むことができる。受け入れてくれている人のためにも、応えたい。それが自分の成長のためにもなるということになれば、サービスが上がっていくことしかしないのではないかと思います。

 

<参考書籍>

売らずに売る技術 高級ブランドに学ぶ 安売りせずに売る秘密

 

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