自己統制(セルフ・コントロール)が高い人は、計画のためにガマンができる

私のブログで、一定量検索されるワードがあります。「自己統制」というものなのですが、国立国会図書館で犯罪についての書物を検索した際に、ちょうどこの自己統制についての内容を知ることができたので、その内容をご紹介します。

実ははじめて国会図書館にいったので、パソコンを持ち込めることを知らず、すべてメモしてきたので、そのままの引用ではないことをご了承くださいませ。

2001年『犯罪心理学研究』第39巻 第1号の「犯罪者の自己統制、犯罪進度及び家庭環境の関連についての検討」は、河野荘子氏、岡本英生氏による内容となっています。

まさに、自己統制の内容も知れ、それと、家庭環境についての関連も知れるので、最高の題材であり、比較的分かりやすいと思う内容であると思いましたので、ご紹介します。

 

自己統制(セルフ・コントロール)とは、1990年にGottfredson&Hirschiが「犯罪の基礎理論(A General Theory of Crime)」において提唱した概念である。

(中略)彼らは、すべての種類の犯罪に共通する原因として、個人の自己統制の低さをあげ、犯罪の機会は、犯罪行動を決定づけるのに大きな影響を及ぼすものの、犯罪を予測する最も重要な要因は自己統制の低さであるとしている。

自己統制という概念の誕生は、犯罪行為に至ってしまう原因は、シンプルな答えではなく、さまざまな原因で引き起こされているので、未だにコレ!ということでハッキリとした答えがないのだが、その中で、つくり出された概念であるとされています。1990年なので、とても最近の話なのであることも分かります。

物事をシンプルに考えたいというのが、人間の癖ですが、この仮説に当てはめて考えてみようじゃないかというのが、この自己統制の誕生ではないかとも思います。

この解釈はそれぞれあると思うので、これに正解不正解はないので、次に行きます。

 

では、この自己統制について「低い」と「高い」の違いは何なのか?という差です。

高自己統制者は、長期的な展望を持って物事に取り込み、欲求充足を遅延できる傾向にあるため、適応的な生活を送る可能性が極めて高くなり、高い学歴、高い職業的地位にもつきやすい。

低自己統制者は、衝動的、即時的、近視眼的などの特徴を持つため、犯罪類似の行為(事故、過度の禁煙や飲酒など)や、犯罪を行なう可能性が高くなると説明する。

要するに、後先のことを考えずに、勢いで判断してしまうというのが、結果的に、行動を起こしたことが犯罪行為であったということに、よく考えることなくやってしまうということなのかもしれません。それが、自己統制が低い者ということなのかもしれません。

 

ここだけ考えると、ダイエットを成功できない人は、みんな自己統制が低い人なの?って思ってしまっている自分がいます。

いろいろ考えると、高くても、低くても、ここに「殺意」があるのであれば、どちらでも犯罪行為をしてしまうのではないかと思っている自分がいます。

自己統制が高い人が殺意に芽生えたら(殺意を覚えたら)、計画的な犯行になるのではないかと思います。

自己統制が低い人が、殺意を覚えたらば、衝動的に、自分が犠牲になってでもいいから、犯行に至ってしまうのではないかと思います。

ですが、計画的である自己統制が高い人であれば、人生を棒に振る選択はしないという考えに至る確率が高くなるのではないかと考えると、確率的には低くなると思います。

 

つづきは、家庭環境との関係です。

作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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