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大学の講義室は、教育環境的に、理に適っていない

インテリアと人間工学』では、情報伝達について、距離が関係していることを述べています。

“大講義室では学生の成績と教壇からの距離とは比例関係にあって、近くにいる者ほど成績がいいという。これは、情報伝達の密度が距離によって減っていくと考えれば、至極当然の話である。p.92”
距離が離れていくと、”相互の距離が大きくなると声が大きくなり、話も他人行儀で上品になる。また、お互いの関係位置が変わると会話の内容も変わってくる。” ということと関係していると思われ、距離が遠いと、大事なことだと思えないのではないかと考えると、人との距離感によって、人の温度を感じられ、その記憶とともに、内容が入ってくるのではないかと思いました。
間近で聞いたとしても、その話し手の温度がなかったら、伝わるものも伝わらないかもしれないですが、インプットされるという意味では、近い位置の方が、音声が近いからよく聞こえるという意味では、記憶に残るかもしれません。
ここから、著者も述べているのですが、大講義室の構造上、前方に席がポッカリとないことが多いので、これは、日本の問題なのではないかと思ってしまいました。
必須科目が、何百人もいるというのもあって、大講義室が必要になるのだと思うのですが、そこだと、どうしても、マイクを使用するので、人との距離が必要になるということなのだと思います。マイクを使っているから、近くに人がいない方がいい、席を取っ払うという感じなのだと思います。
場所によっては、前方にも席があり、遠くまでの席もある講義室も存在している記憶があります(CMや、試験風景などで見たことがあります)。せめて、こんな風にしてくれたらいいのになと思います。
後ろの席の場合には、モニターを設けて、音声もスピーカーから聞こえるという環境にするだけで、学生の成績が伸びるのであれば、大学としても嬉しいことなのではないかと思います。
環境づくりをするだけで、学生のやる気にもつながって来ると考えると、教育機関としては、かなり重要なことであると思うので、こういった対策をしていない大学さん!!お願いします!!

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