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働き方改革と軽減税率の効果

2019年7月5日の日経新聞にて、「サラリーマンはどこへ」という記事が載っていたので、ご紹介します。

ちょっと呑みたいけど、金額は抑えたいという方に嬉しい、日高屋さんの3月〜5月の既存店客数が、3〜5%マイナスになったのだそうです。ちょい飲みスタイルに強いと言われている日高屋さんが、働き方改革によって、残業時間が削られたサラリーマンが、もっと来店してくれると思っていたのが、逆に減ってしまうという事態になってしまったということでした。
生ビール1杯の値段を330円から、290円に値下げしてくれたのですが、数字的には、下がってしまったという状態です。
この答えの正解は分かりませんが、日高屋の方によると、残業時間は減ったが、残業代も同時に減ってしまって、節約思考になっているのかもしれないという見解を述べていたそうです。
日高屋さんの他にも、吉野家や、サイゼリアも、ちょい飲みに対応したサービスを用意していたが、客足が伸びていないというのが実情なのだそうです。
予想では、働き方改革によって、退社後にフラっと呑みに立ち寄る「フラリーマン」がどこに行ってしまったのかというのが、この記事のテーマとなっています。
ここで、興味深いデータがあります。
SMBCコンシューマーファイナンスが、3月、30〜40代の男性に対して、会社から自宅の帰宅前に、どこか寄り道をするかについて、54%の方が寄り道をすると答え、その中の60%はコンビニなのだそうです。
また、この寄り道によって消費する金額は、月平均で1万1000円ということです。単純計算をすると、1ヶ月のうち、20日間が勤務期間だとすると、1日平均して、550円という計算になります。まぁまぁ使っていますね。
このデータから考えられるのことは、たまには、日高屋にいくことはあるかもしれませんが、コンビニでより安くビールなどのお酒と、おつまみを購入して、家で飲むか、個人的な意見ですが、家に帰るまでの道のりで、歩きながら飲んでいる方も見かけることがあります。
また、この記事では、昔と比べて、業務が多様化していることもあり、職場の仲間と「ちょっと一杯」という雰囲気になりにくかったり、呑みにいくことを強制することもできない時代になり、誘っただけで、セクハラ、パワハラと言われてしまうという世の中になってきているという実態も関係しているのかもしれません(※後者は、呑み屋さんでサラリーマンから教えてもらった情報です)。
サラリーマンの中には、自宅でゆっくりと呑みながら、SNSや、ゲームなどを楽しみたいという若者層もいることで、この数値は、絶対値が減ったということも考えられるかもしれません。
この状態で、10月には、軽減税率がやってくるので、お店で飲むと高くついてしまうというのも、影響しているのかもしれません。これからは、もっと、家飲みをする方が多くなっていく傾向なのかもしれません。
この記事を拝見した感想としては、サラリーマンは、家に居場所がなくて、フラっとお店に寄っていたのだと思っていましたが、いや、今でもそうなのかもしれませんが、会社から、自宅までの間に、ワンクッション環境を挟むことで、ストレスが軽減されるような、サラリーマンにとっては、それが憩いの場所というようなことを、これも呑み屋さんで聞いた話なのですが、それが、使用できるお金が制限されてしまい、その憩いの場所がコンビニになったということなのかもしれません。
そして、家に居場所がないと思っていましたが、このデータを見ると、そうではないんだなというのが、個人的にはおもいました。それはとても、嬉しいことで、もしかしたら、奥様から、家計のやりくりが厳しいから、お小遣いを減らされたのかもしれませんし、寄り道をしていないで、はやく帰ってきなさいといわれたのかもしれません。でも、これは、旦那さんにとっては、嬉しいことなのではないかと個人的にはおもいました。
家に自分の居場所があるということが、一番の憩いの場所であると思っているので、軽減税率、働き方改革が、こんなところに作用されるとは、思ってもいませんでした。
※実際に居場所があるとは、分かりませんが、帰宅ができているということは、少なくても、家族と過ごす時間が、いままでよりも長くなったのではないかと単純に思っています。
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