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怒り興奮型の強姦者

犯罪者プロファイリング―犯罪行動が明かす犯人像の断片』で紹介されている、強姦をする方の最後のパターンは、怒り興奮型と呼ばれる強姦犯になります。

“強姦を最も熟慮し綿密に計画しており、被害者に精神的・身体的な苦痛を与えることが犯行の目的となっている。性行為は主目的ではなく、暴力的行為は犯行の儀式的要素にすぎない。それゆえ、多くの実験的な◯ックスを伴うか、性行為をほとんど伴わないかのいずれかである。その代わり、犯行時には被害者にこれから行うことを前もって詳しく予告したり、長時間にわたって辱めたり、あるいはひどい暴力をふるうことに満足を見いだす。こうした犯行は本質的にサディスティックであり、怒りの興奮型の強姦とよばれている。”p.19
さらなる、特徴が記されています。
“このような強姦犯は、ふつうの状態では性的に不能であることが多く、相手をコントロールして力まかせの暴力をふるう時に限って、◯ックスを成し遂げられるのである。”
ちょっとよぎったことは、映画の題名は忘れてしまいましたが、薬漬けになってしまった強姦犯が(黄色の身体になっていたと思います)、数々の若い女子を縛り上げて、鞭で叩き、抵抗している、嫌がっている叫び声が上がらないと、興奮することができず、成し遂げられないというシーンがあったのを思い出してしまいました。
ひどいなぁと思った反面、かわいそうだなとも思いました。
でも、その映画では、叫ばないと、興奮しないんだ(性行為ができないんだ)、叫べ!的なことを連呼していたので、目的は、やっぱり、性行為なのかなと思いました。
この最後のパターンとは、異なるのかもしれません。
暴力を振るうなどして、身体的・精神的に苦痛を与えることが主な目的であるならば、性行為がなければ、強姦という枠にはならないのではないかとも、思ってしまいました。
ですが、このパターンは、結果的に強姦になってしまっただけで、目的は、性行為ではなかったということが、大きな特徴であることが分かります。
苦痛の中に、性行為もあるという感覚でしょうか。
あまり、このような分類を考えたことがないので、結構、プロファイルは難しいのかもしれないと、今回のパターンで感じてしまいました。
そもそも、パターンに当てはめることが、最善なのかは、不明です。
いまあるパターンに当てはまらなければ、新しいパターンとして、なにかと混合のような状態で、推測していくのが、プロファイルなのかもしれません。
個人的に、いまだに、よく理解ができていないことも、改めて認識することができました。

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