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強姦者のいろいろな事情

以前に紹介をした強姦犯以外にも、『犯罪者プロファイリング―犯罪行動が明かす犯人像の断片』では、さまざまなパターンが存在します。第2、第3とありますが、第3のパターンをここでは紹介したいと思います。

“不安定な家庭生活を送っている。彼らは結婚してはいるものの、これまでに彼らに加えられてきた不公正に対して、性行為という武器を用いて女性を罰したり、辱めたり、仕返しをするという考えに基づいていることが多い。そのため、彼らは怒りの報復型の強姦犯とよばれている。”p.19

まず気になるのは、不安定な家庭生活をおくっているということと、結婚しているということです。
結婚はしていても、経済的、それとも、精神的な安定が築けている家庭であれば、こういった犯行は発生しないということになるのかもしれません。
アメリカでは、金があること、稼いでいることが、男性にとっての地位を高めている要素が大きいと考えると、嫁から、「稼ぎが少ない」だとか、また、両親や、嫁の家族からも、そういったことを常に言われて、生活をしているのかもしれません。
これを考えると、何も言い返せませんし、ストレスとして蓄積されているばかりになります。
それであれば、なぜ結婚したのか?とも思ってしまいますが、そこには、いろいろと事情があるのだろうと思われます。
また、不公正に対してということもあるので、本来家庭は、安らげる場所であるにも関わらず、安らぐことができないと考えると、この怒りをどこに向ければいいのかと思ったときに、性行為の場面でこの発散が行われているということになるということが、分かります。
他に、犯行スタイルについても触れています。
“他の郡よりも、冒とく的な言葉、品位を汚すような性行動、身体的暴力が、性暴力の前後や最中に多く認められている。”
この内容を見ると、この怒りを発散したいだけであることが予想されるところから、殺害までの願望はないように思います。完全に、日々受けている不公正さに対して、発散するために、普段は言うことのない言葉であったり、下品な行動、それだけでは発散されず、暴力が加わるということなのだと思います。
ひとつ疑問なのは、これは、嫁に対して行われることなのかどうかですが、おそらくは、違うのだと思われます。また、子どももいない可能性も考えられるなと、個人的には思いました。
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