犯罪心理学・社会心理学・教育・文化・インテリア・ビジネス

暴力的な犯行の心理

犯罪者プロファイリング―犯罪行動が明かす犯人像の断片』では、暴力による犯行を、道具型と表出型に分類した場合、その2つについての説明が記されています。
“道具型の暴力は、文字通り、他の目的を追求するための「道具」として用いられる。たとえば、強盗遂行中の暴力による脅迫は、犯行の遂行を容易にさせ、犯人側のリスクを減少させるために生じるである。犯人の目的は強盗の遂行であり、暴力はただ単に犯行を容易にするための道具でしかない。”p.18
この遂行したい本来の目的があって、そこで障害になってくるものを、手っ取り早くどかすために、駆除することができる道具を使用するということになります。
ドラマなどで、「殺すつもりはなかったの」犯罪がありますが、これも少し関係しているかもしれないと思いました。
そう考えると、銃は、手っ取り早く、ことを遂行するための道具としては、ナンバー1くらいの地位に君臨しているなと思います。警官から銃が奪われるという事件が一時期増えましたが、何かに利用するためなのか、それとも、警官から銃を奪ったら、何も怖いものはないと思うのか、真実は分かりません。
“表出型の暴力とは、暴力行為そのものが犯人の目的なのである。また、それは犯罪遂行の機能を果たすというよりも、犯人の個人的欲求を満たすものである。臨床的には表出型の暴力は性的興奮や覚醒、また自己確認やアイデンティティの感覚と関連して発現するとされている。”p.18
要するに、このパターンの暴力は、個性ということになると思われます。
個性であって、アイデンティティとなるのですから、暴力をすることで、自分らしくいられるのであれば、せざるを得ない気もします。
個人的に、考えていたことがあるのですが、それぞれ、個性があり、犯罪扱いにされてしまうのは、法に触れてしまっているからだと思われます。
でも、その個性を抑えてしまうのは、個人的には、その人を殺してしまうのと一緒であるとも思っています。そのため、こういった暴力的な個性を持っている方は、ボクシングだとか、空手、K–1などの選手になる方が、いいのではないかと思うことがあります。
道具を使うことについては、もともとの目的が、人を殺めることではないので、ここには当てはまらないと思っています。
それが、うまくいくのであれば、苦労はしないのだとは思いますが、正式なもので、自分の欲求が満たされるのであれば、それこそ、天職ではないかと思ってしまいます。

本の最近記事

  1. 何もしないことは後退している

  2. 顧客満足度100%を目指す

  3. 恩を返したくなるメカニズム

  4. サービス、商品の値段の決め方

  5. 同じ商品でも店舗によって違って見える

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP