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謝罪は直がいい若者たち

最近の若者たちは、告白をするときにも、テキストでやりとりをするということを、よくニュースで聞くことがあります。一つの番組ではなく、他局でも同じように言っているのを聞いたことがあるので、おそらく、本当なのだと思います。

テキストだと、本当のことが言えるということが言われているので、言いにくいことも、このテキストで行なっているのではないかと思います。
昔の手紙みたいな感覚ではないかと思います。
面白いことに、この著書には、嫌な思いをした若者が、謝罪をするときには、テキストは辞めて欲しいということが記載されていました。
誤って欲しいときには、直接を求める理由としては、”ネット上での衝突で傷ついた若者たちが、ネット上での謝罪が多すぎると批判をしているそう”で、”テキストでの謝罪は気持ちが全然伝わってこない。” “相手の声が聞こえない。本気じゃなくてもわからない。” “言ってもらった方が許そうと思える”。
謝るときには、直接でないと気持ちが伝わらず、告白するときには、直接出なくてもいいという感覚が、個人的には面白いと思いました。
確かに、テキストで謝られて、直接会ったときに、何事もなかったかのように振舞われても、ちょっと違うかなと思ってしまう。
この怒りの感情については、感情を吐き出すのは、利点として設けられているが、謝って欲しい感情のときには、実際に謝ってもらわないと感情が治らないということなのかもしれません。
また、”許そうという気持ちは相手への共感から生じると言っている”と述べており、このことから、ネットだと、感情の理解にも限界があるというのが分かる。
著者の見解としては、”個人的な生活の大半をネットで過ごしていると、こうした複雑な心の交流はわかりにくくなる。私たちは多くを期待しない生活に慣れてきているのだ。” p.406 と結論付けています。
この見解は、個人的には興味深く受け止めています。ネットで交流をしていると、本心でのやりとりができると言われているので、心の交流が豊かになるのではないかと思っていたが、生活の大半をネットで過ごすことによって、むしろ、逆で、何かを感じ取ったりする、人間の本能的な部分が鈍ってしまうということなのではないかとも、個人的には思いました。
そうなってくると、人間らしくいられない状態で、人とコミュニケーションを取ることになるのは、かなり危険な行為ではないかと想像します。
迷える子羊たちが、混乱状態のまま、接触をしてくるのは、コミュニケーションにならないのではないかという話にもなってくる。
世の中は、いったいどうなってしまうのか、不安でしかありません。

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