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絶望を消す方法

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』にて学べることことは、今回が最後になります。これは、私のフィルターを通した内容になるので、ぜひみなさまも、それぞれの価値観で読んでみていただけたらと思います。

 

”自分の問題より人の問題を解決することに心を砕くうちに、絶望は消え、再び幸せを感じるようになったのだ。” p.231

この本では、著者の実体験が頻繁に登場する。それが真実味があるので、読むことが出来たのだが、著者は、ガンを患い、脳内に書く能力と、話す能力に関わっている部位に血栓ができてしまったそうだ。その影響で、「表現性失語症」になってしまった時期があったそうだ。これになると、話すことも、書くこともできなくなってしまうということで、そんな症状があること自体にも驚きなのだが、この絶望的な状況から、著者は立ち直ったということにも、驚きました。

この絶望からの脱出は、結論を言うと、先に述べた通り、自分ではなく、人の問題を解決していくことで達成できたのだそうだ。

この症状になってから、なかなか回復することが出来なかったそうで、自分と、自分の問題だけを考えて過ごす日々を送っていたのだそうです。そして、著者にとっては、この状態が、初めてだったということも、大きな影響を与えているのではないかと個人的には思う。

希望が持てずに、気が遠くなっていき、悪循環な日々をしばらく送っていたそうだ。おそらく、人はこうやって鬱になっていくのだろうなと、想像することができます。

著者はこのとき、自分の問題に囚われれば囚われるほど、回復すると言う希望を失い、エネルギーが萎えていったのだそうだ。

このままでは、いけないと思い、現在の自分の目的と知っているものに対して、ありったけの認知能力を身体的能力を、今だからこそ費やそうと言う決心をしたそうです。そうすることで、再び幸せを感じることができたと言うワケです。

これは、短なところでも見たことがあるのではないだろうか。私の母もガンなのだが、気分が悪い時でも、家族に対して、料理をして、家を綺麗な状態にする。他者からすれば、休んでていいのにと思うのだが、あの行動は、自分の幸せのためにやっていることなのだと、思うことができる。

誰かのためにすることで、誰かの助けになることによって、幸福を得ることは、誰しもが持っている本能とされているそうなので、絶望感を感じたら、何かにストレスをぶつけるよりも、ボランティア活動や、電車で席を譲るなど、ちょっとしたことでも、気分が晴れ、それが幸せを感じることができるのであれば、みんなでやり合うことで、世界は平和に満たされるのではないかと、個人的には、考えるだけで、幸せな気分になります。

 

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