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ミルクシェイクの売り上げをアップさせる方法

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』では、ハーバード・ビジネススクールの教授が、ビジネスについての問題可決の方法について、教えてくれている本です。

 

”ミルクシェイクが雇われる用事が2種類あることを理解すれば、シェイクをどのように改良すればいいかがはっきりわかる。朝の用事には、粘度の高いミルクシェイク、飲み干すのにもっと時間がかかるものが必要だ。フルーツの固まりを入れるのもいい。だがそれはシェイクを健康的にするためではない。健康的になることは、ミルクシェイクが雇われる理由ではない。通勤を楽しめるものにするために雇われるのだ。フルーツの思いがけない固まりは、この用事にうってつけだ。” p.119

 

この話は巨大ファストフードチェーンでの出来事です。方針でミルクシェイクの売り上げを上げるというミッションが課せられたため、ミルクシェイクが、題材となっています(具体的にミルクシェイクを挙げているが、他の商品に対しても、どの企業戦略にも当てはまる内容になっています)。

ミルクシェイクの売り上げを伸ばすために、まず考えたことは、お客さまが、お店に来て、どういった用事でミルクシェイクを雇うのか?ということです。

問題を解決するためには、実体を知る必要がるとして、店内に何時間も張り込み、シェイクが雇われる様子を見ていた。売れる時間帯があるのか?一人でなのか?他のものと一緒に雇うのか?店内でいただくのか?お客様の特徴は?など、データを集め、統計していくことを行った結果が、先に書いたように、2種類存在しているということが分かったという状態です。

なぜ朝の用事に雇われたのかというと、職場までの車の中で起きる退屈で長い時間の解消に当てられていたということだったそうです。運転しながらになるので、シェイクだけを注文して、単品で終わるということらしい。だから、この用事で重要となるのは、長い時間楽しめることになるということが、対象者にアンケートを取ったから、分かったということです。

中でもバニラシェイクは、定評があり、細いストローでこってりしているという特徴があり、飲み干すまでに20分もかかるのだそうです。しかも、カップホルダーにピッタリとハマるのだから、邪魔にもならないというのも選ばれている理由となり、昼までの間にお腹が空いてしまうのも、埋めてくれるという、最高の”おめざ”となっていたわけです。

もうひとつの雇い主は、子ども連れの親子だそうだ(しかも父親。もしかしたら母親であれば、寄らないのかもしれません)。子どもに対して、ダメダメ言っているので、シェイクくらいいいじゃないかということで、昼、夕方に子どものために雇うというケースが見られる状態だった。

だが、問題があり、粘度のあるシェイクだったため、子どもが飲みきれずに、途中で捨てて帰らなければならないという事態が発生していることが分かったのだそうだ。

この2つの現状から、問題点が上がり、改善ができるところを行うことで、結果的に、打ち上げを上げることができたというお話です。

どのように改善をしたのかという内容は、是非とも本を見ていただければと思います。

著者は、加えて、次のようにアドバイスをいただいています。

 

”どんな状況にも合う、唯一の正解など存在しない。まず顧客が片付けようとしている用事を理解することから始めよう。” p.120

正解なんてないのが多いのが、また面白みではあるんですが、実は、この現状を把握して、問題、改善点を浮き彫りにし、コストを最小限にして戦略としていくというのは、最もシンプルな方法ではないかと思います。

改善を探るには、まず、細かな状況を、しっかりと見えてくるまで行うことが前提になると思います。そこから、どうしていくことが、自身にとって、最善の利益になるのかを判断していくということになると思います。

ハーバード・ビジネススクールの教授なので、ビジネスについても書いてくれていたので、ご紹介をしました。

ビジネスに限らず、自身で改善をしたいと思ったら、何が問題なのかも分からないなんて状況であれば、まずは、状況把握の分析から行うことが重要であるということが、言えると、個人的には思います。

 

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  1. 2019年 6月 19日
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