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バラ色の人生を送る方法

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ』p.41から、バラ色の人生(幸福や希望に満ちている様:weblio辞典より)を送るヒントになりそうな内容を紹介します。

 

”仕事の動機づけ要因が満たされている人は、大金を得ていなくても、仕事を愛するようになることを、ハーズバーグ理論※は示唆する。このような人は、仕事にやりがいを感じるはずだ。”

この話の前提としては、この本の著者の周りの同僚たちが、高学歴で、エリートコースに進んだにも関わらず、幸せになっていないということから、どうしてなのだろうと、疑問を抱いていることから始まっています。

高価が学位から、高収入な仕事を選んで、進んでいった彼らは、本当にやりたいことではない仕事についている場合があり、その職を離れる期間としては、学生ローンを完済できた、また、住宅ローンの返済の目処をつけて、経済的に安定した生活を送っていたのだった。

生活の安定というのは、精神を安定させるのに、大変重要な役割を果たしているので、これ自体は悪いことでもなんでもない。だが、彼らは、2年ほど経ったら、本当に情熱の持てる仕事に戻るという当初の誓いを立てたにも関わらず、何かと理由をつけて、先延ばしにしてされていることが多いのだと言います。

この内容は、日本で働いている方にも、当てはまる方はいるのではないかと思っています。

そして、収入は増え続けるのだが、あと1年だけ、などと、気づいたら、何年も先延ばししてしまっているという現状がある。

そして、間違った理由で、仕事を選んでしまったと、後悔をしている頃には、もう遅く、給料に似合った生活をしていたので、収入が減った生活に戻ることできなかったりする。終いには、やめたいと思っているのだが、残業、残業と、ストレスも溜まっていき、家族と一緒にいる時間を犠牲にしてきたせいで、仕事を辞められたとしても、離婚をするというような、最悪な結末が待っているというのも、夢ではなく、現実にある話となっている。

著者は、”真の動機づけ要因ではなく、衛生要因につられて仕事を選んだ結果、罠から抜け出せなくなったのだ。”と表現している。

高収入な仕事に就くことが、勝ち組であるという社会の尺図があることで、高学歴であれば、この道に進むというレールに乗せられてしまい、日本でも同じだが、気がついたら、何のために働いているのか、自分で立っている位置を見失ってしまうというような現実がある。

学力が高い=収入が高い職という考えが根付いてしまっているが、学力の使い道としては、お金を稼ぐための学力ではなく、幸せになるための知恵に、シフトチェンジができれば、こんなことにはならないのではないかというのが、個人的な意見です。

自身の本当にやりたいと思ったことを、ビジネスにするというのは、相当な知恵、工夫が必要になってくると思うので、その学力とすれば、ギャップも生まれず、やりたいことをやるだけでも、幸せなのに、家庭ができて、さらに幸せになるという、これぞ、バラ色の人生を歩めるのではないかと思います。

 

※「ハーズバーグの二要因理論」参考サイトより、分かりやすい説明

動機付け要因
仕事の満足に関わるのは、「達成すること」「承認されること」「仕事そのもの」「責任」「昇進」など。これらが満たされると満足感を覚えるが、欠けていても職務不満足を引き起こすわけではない。動機付け要因は、マズローの欲求段階説でいうと「自己実現欲求」「自尊欲求」さらに「社会的欲求」の一部に該当する欲求を満たすものとなっている。
衛生要因
仕事の不満足に関わるのは「会社の政策と管理方式」「監督」「給与」「対人関係」「作業条件」など。これらが不足すると職務不満足を引き起こす。満たしたからといっても満足感につながるわけではない。単に不満足を予防する意味しか持たないという
衛生要因は、マズローの欲求段階説でいうと、「生理的欲求」「安全・安定欲求」と「社会的欲求」の一部の欲求を満たすものとなっている。

でも、どんなにやりたいことをやって、心が満たされていても、生活が不安定であれば、精神はいつまでも安定しないのではないか?とは思います。だから、やりたいことをやって、生活ができる一定の収入を得られることが、一番の幸せ=バラ色の人生になるのではと思います。

 

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