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犯罪者が行う習慣とは

犯罪学研究 -社会学・心理学・遺伝学からのアプローチ-』(P.91)では、以前書いた記事の中にもある「被害者の習慣化」について述べられている。

 

「我々の行動の殆どは、意識的論拠や熟考に続くものではない。通常、我々は意図を形成するのではなく、意図を持つようになるだけである。」(中略)

「全ての行動が予め熟考されているわけではない。私が行うことの大半はきわめて自然に行っているのである。」(中略)

「安定した状況で行動を繰り返すことにより、行動について深く考える必要がなくなるという点で、行動が自動的なものになると言える。このような熟練した行動が習慣を表している。」

習慣とは、一連の流れのようにも例えることができる。

朝起きて→歯を磨く→コーヒー飲んで→新聞読んで→着替えて→めざましの占い見て→電車に乗る→など、決まっている行動の連続(考えなくても行動できるような)が、習慣であるならば、犯罪者の習慣とはなんなのだろうか?

 

例えば、詐欺や、窃盗については、一度やってしまえば、味をしめてしまって、行動が習慣化される可能性がある。だが、この行動が習慣化される前は、習慣にはなっていなかったということになる。

要するに、習慣化するためには、予期せぬことであったり、いつもと違うことや、ちょっとやってみようかなと思わせる何かがあって誘発されている可能性もあるが、いつもやっている習慣から、別の習慣化が始まるということになる。

 

詐欺や、窃盗のほかに、連続殺人なども、同じことが言えるだろう。だが習慣化というのは、規則的であると個人的には思っている。犯罪者にとっては、毎週金曜日がその日かもしれない。もしくは、毎日機会を伺っていて、その時が来たら、実行しているのかもしれない。

 

色々考えられるが、もうひとつのパターンは、会社での残業が習慣化していくように、残業をすることで、家族との信頼が失われているのも一方で習慣化されていっているように、そのストレスが溜まっていくのも習慣化されていることになる。この状態で、予期せぬことが怒った場合、自身に不利なことばかりが起こっているので(仕事が苦痛であり、何もプラスに考えられないと、仮定しています)、この状態をどうにか、他の人にも分かって欲しい、または、もうどうにでもなれというような精神状態になってしまって、犯罪に走ってしまうのではないかと考えられる(会社員に限らず、学生も同じことが言える)。

大きなストレス(その人にとって、マイナスとなるストレス)を受けることが習慣化してしまっていることは、犯罪者を生み出してしまう環境ではないかと思う(全てのストレスが害であると言っているワケではない。人生を楽しむためにもストレスは必要であると思っています)。

 

本当にこの説が正しいと仮定したら、電車に乗っている全ての人たちが、犯罪者になる可能性があると考えられる。そう考えると、満員電車にいない方が、懸命ではないかと思って仕方がない。一番安全なのは、在宅ワークかもしれない。

 

ちょっと角度を変えて考えてみると、「誰でも良かった」というのは、誰でもいいから、僕を助けて欲しかった、知って欲しかったというようにも聞こえ、ストレスの頂点に達しているような状態であると予見できる。なんとか、この前に救えないかと、いつも考えている。

 

 

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