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社会的崩壊が犯罪者を生む

犯罪学研究 -社会学・心理学・遺伝学からのアプローチ-』(P.253)では、Kornhauser(1978)が、ShawとMcKayの理論をまとめたグラフによる内容を記載しており、その内容は次の通りです。

社会的崩壊は抑制の低下を意味しており、このような抑制低下に基づいて、組織犯罪や非行仲間の影響の有無にかかわらず、若者は非行に走る。

そして、Kornhauserは自身の理論を詳述する中で、文化的崩壊は家族による直接的な外部抑制を失うことを意味しており、結果として生じる欠陥的な社会化によって直接的な内部抑制を低下すると付け加えている。

彼女は、子どもの愛情や関与、ならびに施設や機関との有益な絆が弱まり、その結果、学校や家庭での直接的抑制が低下することも示している。

20年後、Elliott(1996)は、近隣地域の影響に関するこの理論的思考が初歩的なものであることを正確に認識した。

Simcha-Fagan & Schwarts(1986)、Gottfredson、McNeil & Gottfredson(1991)、Lizotteら(1996)など一部の実証的研究は、コミュニティと言う変数が個人の犯罪に直接及ぼす影響はわずかにあると結論付けている。

また、コミュニティと個人の変数の影響を解明しようとした研究は殆どない(Reiss & Rhodes、1961;Loeber & Wikstrom、1993;Kupersmidtら、1995;Wikstrom & Loeber、2000)。

しかしながら、コミュニティの構造的特性は共同体組織の側面によって仲介されることが明確に示されている(Sampson、Raudenbush、Earls、1997)。

要点だけを載せようと思ったが、関連していたので、その部分まで載せることにしました。

 

ここから考えられることは、日本は、人口密度が高いのに犯罪が少ないのは、社会が安定しているからということになると思われる。

教育方針であったり、文化も関係していると思うが、ほかの国を考えてみると、不安定な国では、犯罪が多発するということなのだが、どの程度不安定だと、そういったことになるのか分からない。それを考えてみるのも、楽しそうです(この件は、今回は調べずに、また今度にしたいと思います)。

また、国単位ではなくても、その町が崩壊していたら、犯罪者が生まれるということですが、国が崩壊してしまうと、国の上に乗っている町が崩壊するということになるので、想像すると、日本で起きた米騒動だとか、学生運動だとか、そんな感じでしょうか。

それが、海外であれば、銃が入ってくるので、恐ろしいです。

 

心理的で考えてみると、国が崩壊すると、安定した生活が脅かされるので、精神が不安定になります。最低限の部分である生活の安定ができなくなるので、その不安が犯罪に繋がるのではないかと考えられます。

1人ではなく、周りの人も同じ気持ちになることが想像できるので、集団での犯罪組織が生まれます。

 

それぞれの国の政策には、個人的にはあまり興味はありませんでしたが、ちゃんと認識する必要があるということが、はっきりと分かりました。

 

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