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人間はドラマチックな世界が好き

人は誰でも、ドラマチックな世界を望んでいる本能があると『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』の著者であるハンス・ロスリング氏は述べている。

 

わたしのクイズで、最もネガティブで極端な答えを選ぶ人が多いのは、「ドラマチックすぎる世界の見方」が原因だ。世界のことについて考えたり、推測したり、学んだりするときは、誰でも無意識に「自分の世界の見方」を反映させてしまう。

だから、世界の見方が間違っていたら、正しい推測もできない。

だが、「ドラマチックすぎる世界の見方」をしてしまうのは、知識のアップデートを怠っているからではない。最新の情報にアクセスできる人たちでさえ同じ罠にはまってしまうのだ。

また、悪徳メディア、プロパガンダ、フェイクニュース、低質な情報のせいでもない。

この「わたしのクイズ」というのは、本の中で、いくつかのクイズがあり、そのことを言っています。

知識をアップデートすることを怠っているからだと思っていたが、このドラマチックな展開を考えてしまうのは、人間の悪い癖、個人の思い込みなのだと思うと、恐ろしくなってきます。

しかも、それがメディアのせいでも、フェイクニュースのせいでもない、それを信じるというのが、人間の悪い癖ということを言っているのかもしれません。

真実はときに残酷だったりします。それを真っ向から受け止めることができない、だから、耐えられるように、なんとか正当化をして、ドラマチックにして、フィルタをかけて自分の頭に入れるのかもしれません。

 

ドラマチックな本能は、人生に意味を見出し、毎日を生きるために必要不可けるだ。すべての情報を古いにかけ、すべての情報をふるいにかけ、すべてを理屈で判断しようとすれば、普通らしいの暮らしは送れない。砂糖や脂質を完全に断つべきではないし、手術で感情を司る脳の部位を切除するするべきでもない。

けれども、ドラマチックな本能は抑えるべきだ。

さもなくば、ドラマチックなものを求めすぎるあまり、ありのままの世界を見ることはできない。何が正しいのかも分からないままだ。

もしかしたら、人間が幸せに生きるために、残酷な真実を受け止めないようにするという防衛本能ではないのかとも、個人的には思ってしまった。

真実を知ったところで、幸せになるとは限らない。ドラマチックな物語で生きている方が、毎日を幸せに生きる知恵なのかもしれない。

真実を知る覚悟がある人は、この本をオススメします。

 

 

<関連記事>

自分の考えを疑うこと

世の中そんなに簡単じゃない

数字だけでは本当の世界は分からない

 

<引用書籍>

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