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親が子どもにつく嘘

大人の

親が子どもにつく嘘というのもある。親がアイスクリームを食べて、これは大人だから食べれるんだよ。とか、苦いんだよ。とか、つまらない嘘ではなく、もっと深刻な話になるが、それは離婚についてだ。

わたしは家族法弁護士としての経験と離婚した親としての経験から、確信を持って言える。親の離婚を経験して、倫理的な発達に影響を被らない子どもはめったにいない、と。

親は夫婦のゴタゴタをの詳細を全部明らかにする必要はないが、現在、怒っていることと、この先どうなるかを子ども知らせなければならない。

また離婚が子どもを捨てることを意味しないことを保証してやらなければならない。(233ページ)

離婚をしたことで、お父さん、もしくはお母さんが家にいなくなるという事態が発生する。

そのことについて、はっきりとしたことが言えない親御さんはいらっしゃると思います。

離婚は悪いことであるとは言わないが、子どもは何も悪くないことは、誰でもわかることであると思う。

そして、離婚の意味がわかる年頃になることには、親を恨むか、優しさと感じ取ってくれるのか、どちらになるのかは、分からない。

だが、捨てられたと思ってしまうお子さまは、実際に存在する。その部分について、ちゃんと話をして、安心してもらわなければならない。

 

片親しかいない家庭でも、両親が揃った家庭と同じように、子どもの強い倫理観を育むための基盤を提供することはできる。

離婚の経験が親子の絆を固くし、子どもの責任感を高めることによって、倫理的な発達を促すこともある。

片親だけの決定的な欠点は時間が不足することである。

ほとんど、あるいは全く手助けもなく二人分の仕事をこなそうとする母親(父親)は、しばしば消耗してしまい、子どもに目が行き届かなくなるし、子どもが必要とする生活の枠組みを提供してやることができない。

 

母子家庭のティーンエイジャーは、両親のいるティーンエイジャーより逸脱的な行動を示す確率が高いことを研究者たちは見出した。(236ページ)

子どものためには、両親がいる方が、いいに決まっているが、両親の2人が幸せではなかったら、離婚をする方がいいのではないかと、個人的には思う。

子どものためにすることが、全て良いことになるとは限らない。

子どものため、離婚をすることは、個人的には賛成したい。

たとえ、離婚したとしても、大丈夫だと、ポール・エクマン氏は次のように述べています。

 

興味深いのは、片親の家庭でも、もう一人別の大人がいると、意思決定のパターンが両親のいる家庭と同じようになり、逸脱的な行為が減るという観察結果が報告されていることだ。

この大人は祖父、愛人、友人ならいいが、子どもや義理の親は駄目だという結果が出ている。

離婚をした後なのに、愛人というのは、よくわかりませんが、例えば、別居をしていて、そこにやってくる愛人という感じなのだろうか、、どちらにしても、複雑ではありますね。

面白いのは、再婚をして義理の親ができても、男子のティーンエイジャーの逸脱行為が減るということはないということだ。これは、嫉妬が働いたりするのだろうか、お父さん、お母さんでもないのに、そんな風に呼ばなければならないというのは、理解ができないというのは、当事者の立場に立てば、わかるような気がします。

ポール・エクマン氏は、「ごく普通の家庭でさえ、しつけの仕方の食い違いは混乱を生み出す可能性があるが、複合家族では混乱が複合化される」と述べており、しつけに一貫性がない状態というのは、誰だってストレスになる、それなのに、義理の親からなら、なおさらである。しかも、その義理の親を一切認めたくない存在であれば、なおさらとなる。

 

考えなければならないのは、お子様がいる場合には、離婚をするよりも、再婚をするときであるということが、ここから理解することができる。

お子様に対してのケアは、離婚もですが、再婚の方を慎重に進めるべきであるというのは、経験した人なら、知っているのかもしれませんが、知らないという方にとっては、前もって知っておくべき情報ではないかと思いましたので、ご紹介させていただきました。

 

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