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類は友を呼ぶのではなく、つるんでいると類になる

類友

子どもが嘘をつくのは親のせい」の続きですが、嘘と友人関係について、ポール・エクマン氏が、述べていることをご紹介します。

 

子どもの倫理的発達に大きな影響を及ぼすもう一つの要素は、どんな友達と付き合うかと言うことである。

自分の子どもに誠実な人間になってもらいたかったら、親は子どもがどんな友情関係を持っているかに気を配らなければならない。ハーツホーンとメイは「群れをなして飛ぶ鳥は同じ羽を獲得する」と主張する。

嘘をつく子どもが嘘をつく友達を持っていることを彼らは発見したのだ。(206ページ)

 

この発見は、(確か)「犯罪は学習されて身につける」でも紹介している内容と似ているので、同感している。

問題は、この人間関係に親がどのように関与できるか?である。

ポール・エクマン氏は、この問題について、「簡単な解決策など存在しない」と述べています。そして、以下のような内容も述べています。

 

多分、わたしたちにできるのは、子どもが自信を持った倫理観のある人間に成長し、同じような性質を持った子どもを引きつけるようになるのを助けてやることだけだろう。

子どもが優れている活動を奨励すれば、子どもの自尊心を強化し、仲間の承認に頼らなくてもいいようになるだろう。

空いた時間にスカウト活動や、ボランティアのような活動をさせることも価値がある。慈善的な心を養う助けになるからだ。(208ページ)

具体的な活動として、ボランティアなどをあげているが、これも「非行と考えられる要因について考える」「気にかけることで、非行化が抑止される」などで、紹介をしました。

ポール・エクマン氏は、こんな感じでサラッと重要なことを述べていますが、それぞれの専門家が調査した内容もあるので、真実味があると、個人的には思っているので、紹介に至っています。

つるんで欲しくない友達との仲を割くことは、親としては難しい問題であり、親が手を貸さなければならないと言うときは、強制的にでも行った方がいいかもしれないと個人的には思います。引っ越しをするなどです。

だいたいの場合は、子ども自身が、「この友達とは縁を切らないといけない」と自覚をして、自分で区切りをつけなければならないと個人的には思います。

 

わたし自身も、この年になって、いつも面倒な人が寄ってくるのですが(人としてはみなさんいい人なので、悪口ではないのですが、自分の残り少ない人生にとって、進み(やりたいことの邪魔をしてくる)を遅らせてしまう人たちと言う意味です)、そうであると分かったら、見切りをつけて、線を引くことができるようになりました。

かなり楽になりました。いい年になって、友達を選ぶことができているのですから、子どもや、思春期の子に、同じことができるかと言ったら難しいと思います。下手をしたら、いじめられてしまいますから。ですが、これも人間社会で生きていくには必要な学びであり、常につきまとう問題なので、親としては、見守る、危ないと思ったら、相談ができる仲であることしか、できないと思っています。

 

子どものことを把握することは、親としての勤めであるが、心配しすぎて、束縛してはならないということも重要です。あくまでも、把握するという状態です。また、プライベートな部分は、線を引かなければならないことをお忘れなく。

 

<余談>

思春期の子を、他人の家に預けると言う状態について、ポール・エクマン氏は以下のように紹介してくれています。

西洋の歴史を振り返ってみると、多くの時代、思春期の子どもを他人の家に送って住まわせるのが普通だった。

大抵の場合、それは子どもが家事や製鉄といった役に立つ技術を学ぶことができる徒弟制度の形を取っていた。

思春期の子どもを他人の家にあずける動機は、役に立つ仕事を学ばせるということだけではなく、子どもを両親以外の権威者の下に置くためでもあった。

 

 

<関連記事>

子どもが嘘をつくのは親のせい

犯罪は学習されて身につける

非行と考えられる要因について考える

気にかけることで、非行化が抑止される

 

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