銃を規制すれば、事件は起きなくなるのか?

平成30年2月16日(金)日経新聞に、フロリダ州で発生した銃乱射事件について書かれた記事「銃規制、与野党攻防再び 米乱射、17人死亡 中間選挙に影響も」をご紹介します。

 

1年前の話だが、米南部フロリダ州にある高校で発生し、合計17人が死亡してしまった事件になります。この日経新聞では、平成30年に起きた銃乱射事件は、当時30件あり、学校での発生事件は18件にも及ぶのだそうです。ほぼ半分が高校で起きていることが分かります。

この事件を機に、その後、銃規制のデモが多発しましたが、米国の世論は二分されたままの状態です。米調査会社のギャロップの世論調査では、46%が銃規制を強化して欲しいと言う意見で、47%は現状維持、むしろ緩和して欲しいと言う意見があり、どうしても自衛用に銃を持つ必要があるという銃社会のアメリカが、すぐに規制を厳しくするというのは、難しい現状があるようです。

日本が、刀狩りをする時も、相当なバッシングがあったに違いありませんが、アメリカは、銃によって経済を回しているということもあり、いますぐには、難しいことが伺えます。

 

弱者が、人に勝つためには、銃が圧倒的な存在となり、銃を持っているだけで、安心感もあるのかもしれません。日本では、いじめがあると、自殺してしまう傾向にありますが、アメリカでは、反撃として銃乱射が起きるというような状況です。いじめられていたボスだけをやればいいのかもしれませんが、結局は、傍観している人にも、恨みが募り、周りから笑われている、でもどうすることもできないなどのことから、自尊心が傷つき、最終手段的な状態であると考えられます。

確かに、銃規制をすることによって、銃乱射は無くなると思いますが、根本的な解決にはなっていないと個人的には思うので、あんなにも大きなデモをしているのですが、そうなってしまう原因を、道具に矛先を向けているというのが、お国柄なのでしょうか、この感性が、私だけなのでしょうか。肥満大国のアメリカでは、自分の自己管理のせいで太ってしまっているのに、マクドナルドのせいにするくらいなので、本来は、学校、家族の問題にするべきところを、道具である銃のせいにしているということなのだろうかとも思ってしまいました。

真相はインタビューをした訳でもないので、分かりませんが、アメリカは、子どもの頃から自立させることを明確な目的として子育てをしているので、自分のことは自分でやる、個人も尊重されている(されていない場合もありますが)からなのか、その人を変える、意識を変えるのは、侮辱していることになるから、物のせいにするという思考も考えらるかもしれないと思ってしまいました。

個人的な考えになりますし、日本とアメリカは全く異なりますので、基準の価値観も異なり、日本の考えを押し付けることはできません。なぜ、こんな事件が起きてしまうのか、どうすればなくなるのか、今すぐには分かりませんが、当事者であるアメリカは、もっと深く考えていると思うので、それが分かったら、載せたいと思います。

 

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作成者: Tangoo

どうして人は罪を犯してしまうのか、その原因を知るために、本を読んだり、旅に出て、見たり聞いたり、人に合ったりしています。そこで、学んだこと、知ったことをブログにしています。

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