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フィンランドのネウボラについて①

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フィンランドという国がどれだけ素晴らしいか、行ったことがないのですが、本を読んで、知っている限りのことは、紹介したいと思っています。

今回知ったことは、フィンランドには、子育て支援の「ネウボラ」という仕組みがあるということです。

 

素晴らしい取り組みであり、是非とも、日本でも実践して欲しい(少し広まりつつあるそうですが、実態は分かりません)と思うほどの内容です。ネウボラについて『ネウボラフィンランドの出産・子育て支援』こちらの本から紹介させていただきます。

 

ネウボラを例えて言うならば、火煙が上がっているのを見つけてから現場に駆けつけると言う状態だと、火災は発生してしまっていて、消化活動が大変になり、消せたとしても、全焼してしまうと言う状況になりますが、火種の時点で、予防することができれば、煙も、火の手も上がらずに、最小限の被害で収めることができ、まさに、この最小限の被害で収める活動が、ネウボラなのです。

抽象的すぎるので、これから説明をさせていただきます。

 

個人的な傾向としては、犯罪関係にも当てはまる内容となりますが、このネウボラは、犯罪抑止を目的にしているのではなく、子育て支援についての活動になります。

子育てにおいて、相談を受ける時には、問題や、危険、リスクについて、焦点が向けられてしまうのが実情ですが、逆に言うと、この問題や、危険、リスクがなければ相談にやってきてはいけない、また、対象者にならないと言うことになってしまう。

 

ネウボラは、そうではなく、普段から(生まれた時からの相談役と言う立ち位置で)子育てについての相談をすることができると言う間柄にしておくことで、何かある前に、事前に防ぐことができると言うことができると言うことです。

この子育ての相談は、同じ機関だけではなく、担当者も同一人物で進んでいくと言うことで、長い時間を共に話を聞くことによって、信頼関係を築くことができる。そうすることによって、相談しやすい環境を作ることができる。

何かあった時には、担当者がいつもと様子が違うなどで察することもでき、早期発見が可能となるのである。

 

ここで、児童相談所の話をするのは何だが、おそらく、児童相談所の職員は、課題を持っていると考えられる。もっと早くから知っておけば、こんなことを事前に防ぐことができたはずであると(あくまでも、予想なので、実際は違うかもしれない)。

最近の事件でもあった(「絶対に何とかできた命は、みんなで救えないかSOSを出して欲しい」参照)母娘共に虐待を受けていたと言う家族の場合にも、娘が生まれた時から、相談ができていれば、父親が変化してしまった段階や、母が苦しんでいる、いつもどのような環境なのかなども、事前にわかることができる。

日本では、こんなに手厚い補助はなく、ステージごとにブツ切れでの対応となるため(幼少期は産婦人科、保育園、幼稚園、小学校と、それぞれブツ切れになるが、ネウボラだと、子どもの成長を一括して相談できる、定期的に通う場所となっている)、その子がどんな風に、今まで生きて来たのか、親御さんが説明しなければならない。そんなこと、口で説明することができますか?文章にしたところで、その子の生き様が分かるものではないと思います。おそらく、フィンランドでは、個性を大事にするので、生まれた時からのケアも、国が目指している教育方針が一貫して、この教育方針が出来上がっているのだと感じました。

 

こんなに手厚くケアをしてくれたら、産後うつや、シングルマザーの方も、心強い存在になり、心中をする家族も少なくなるのではないかと、個人的には期待している。

是非とも、少子化なのですから、対応を考えていただけると、犯罪抑止にもなり、ありがたい活動であると感じるので、日本で行うには、この規模でいくと、自治体、政府が取り組んでもらえないかと切に願っています。

 

▼関連記事

フィンランドのネウボラについて②

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