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動物園の動物は寿命を縮める

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ニューヨークのセントラルパークには、動物園が存在しているらしく、そこにホッキョクグマがいるそうなのだが、このホッキョクグマが、プールを延々と往復してひたすら泳ぎ続けるという行動が見られ(1994年)、周りの人を戸惑わせていることがあったそうです。

このホッキョクグマは、神経症と思われ、この状態を克服するためにセラピスト(動物学者のティム・デズモンド氏)と面談をしたという話がある。

セラピストによると、ホッキョクグマには、本能を発揮できるような課題であったり、機会が必要であるという診断をした。

ホッキョクグマとしては(実際にクマから意見を聞いたワケではないが、行動から診断しているのだと思われる)、「自分がどこでどうやって時間を過ごすかを、まだ自分で決めることができると感じたかった。」と思っているということなんだそうだ。

 

動物園にいても、自分の運命を自分の手の内に取り戻す必要があったというのが、このプールグルグル行動につながっていたということで、要するに、“うつ状態”ということだったのだそうだ。

動物園で生活をしている動物は、このように、生きるために何不自由のない環境なのにも関わらず、うつ状態となってしまい、寿命を縮めてしまうということが多い傾向があるのだそうです。

 

こんな裏話を聞いてしまうと、動物園の存在意義とは何なのか、動物の寿命を縮めてまで、人間の欲求を満たさないといけないのか、不思議に思う。

これからは牧場や、放し飼いの鶏、ウサギなどを見に行くことで、どうだろうか。

 

このホッキョクグマの話は、こんな話がしたかったのではなく、本能を発揮できる課題、運命を自分の手の内に取り戻すということは、動物に限らず、私たち人間にも言えることであると言いたいのです。

人間にとっての本能とは、“直感”に従うことではないだろうか、この会社は「ヤバい!」と思ったら、本能に従って、逃げてしまった方が、自身の為でもあり、結果的にその会社のためではないだろうか。

自分の人生を、何かに託されるのではなく、自分でコントロールするということが、うつ病にならない秘訣ではないだろうか。

ヤバいのが、会社ではなく、自分であるならば、解決しなければならない問題は、異なるとは思う。

 

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