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選択肢は7つが限界

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人間のモチベーションは、自分の意思で選択をすることで、モチベーションを得ることができるということが言われているが、選択肢が多すぎる場合には、逆効果になってしまうことが、子どもが100個ものおもちゃを選択するという実験によって分かっている。

 

人間は、人から与えられたモノに対して、その内容がひとつだと、何故だか押し付けられているような感覚になるが、その選択肢がひとつでも増えることで、自分自身の意思を表すことができるため、自分が選んだという感覚を味わうことができる。

この選択をするという意思にも、環境によって操作されてしまうことがあるので、全ての選択肢に自由があるか、というのは難しい話ではあるが、それは、話が脱線してしまうので、伏せておきます。

 

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)』(221ページ〜)の著者であるシーナ・アイエンガー氏は、選択肢の数について、人間には限界値があるということを述べています。

プリンストン大学の心理学教授であるジョージ・ミラー氏が、1956年の論文に、『マジカルナンバー7±2:われわれの情報処理能力の限界』の中で、7という数字が出てきます。

 

7の実験は数々あるそうなのですが、例として、協力者に対して、短い時間にいろいろな形を見せた後で、小さい順に並べてもらうという実験をしたところ、見せた形が7種類までの間は、正解をするのだが、7つを境に、それ以上になると間違いが発生してしまうという傾向が見られたのだそうだ。

他には、音の高さや低さについて、10種類になると途端に混乱してしまい、区別ができなくなってしまうということも分かっている(ここでは5種類の高周波、低周波のそれぞれは区別ができるという結果になっている)。

ここから、問題はそれぞれの特徴ではなく、合計数が大きく関係しているということが分かる。他にも、いろいろな実験をして、この7という数字が導き出されているということが書かれている。

 

要するに、人間が情報処理することができる限界は、7つが限界であるということになることから、ビジネスでも、この7つということを利用することで、売り上げに大きく貢献することもできるというのだから、聞き捨てならない(この内容は、また今度)。

 

個人的には、この7つという選択肢は、教育の中でも大いに活用しなければならない数字ではないかと考えられる。

例えば、将来就きたい職業、そこから大学、専門学校を決める。という中で、まずは職業を消去法で7つまで絞り込む。そこから、時間をかけて選び出し、そこから学ぶべき学問に沿って、進路を7つまで絞り込む。現状無理のない状態で受けることができる進学先を選び、3つくらいだろうか、そこを受験するという方法をとってみたりするのはどうだろうか(普通は現状の成績でいける進学先を選ぶと思うのだが、そうするとモチベーションの問題があるので、自分で選択をしたという方が、モチベーションを高く保ちながら、進んで勉学に励むことができるのではないだろうかという個人的な見解です)。

他には、子どもが保護者に対して、絵本を読んで欲しいとなったとき、常に本棚の中には7つにしておくというのはどうだろうか。そうすれば、絵本を選ぶ際に、混乱というストレスを感じることなく、絵本の内容に集中することができるのではないだろうか。

人間は、この7(間違えないで欲しいのは、7つが限界なので、それ以下であることです)という数字の中で選択をすることしかできないということを知っていれば、今までよりも、もっとスムーズに、物事を処理する速度も早まるかもしれません。

知っているのと、知っていないのでは、大きな差があります。

現在では、この7が最先端の数字となっていますが、これからの研究によっては、6.5の中がもっとも合理的な選択ができるとなるかもしれませんので、更新されたら、即、頭も更新をできる柔軟な頭を備えることが、最も重要かもしれません。

 

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