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自己破産のそうなんだぁ話2

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自己破産のそうなんだぁ話」のつづきになります。

 

自己破産の手続きをし終わった後は、取立てがなくなります。

ですが、中には、債務者からの通知書を受け取っても、平気で取立てを続ける悪質な業者の存在もあるそうなので、その場合には、監督官庁に申し立てて、行政指導をしてもらうようにすることが、穏便に事態を解決することができます。

それでも、しつこい業者については、裁判所に申し立てるということも可能なのだそうです(取立禁止の仮処分)。

また、弁護士に依頼をすると、介入通知というものを出してくれ(弁護士介入通知と呼ばれているそうです)、書面が貸金業者に到達すると、貸金業者は直接の取立行為ができなくなり、破産申立前でも、電話、電報、訪問、郵便による取立行為が止まってくれるそうです。

弁護士に依頼をした場合には、債権者との直接やりとりは、すべて弁護士さんにお願いすることができるので、すべてマルッと解決してくれます。

 

 

普通に仕事をしている人でも、自己破産をする場合があります。

その場合には、給料も差し押さえされます。毎月の収入が発生するので、その内の1/4の額が差し押さえされます。また、44万を超える収入の場合には、33万が手元に残り、あとは、差し押さえされるというシステムとなっています。

債権者としては、自己破産されてしまうと、収入がその分失ってしまうので、債権者も自己破産するという連鎖だって考えられます。ですが、少しずつでも配当されて、収入源となるならば、嬉しい話ではないでしょうか。

 

自己破産をすると、借金から解放される免責を許可されると、以後7年間は、免責を受けることができないのだそうです。7年間の間は、なんとか自分の力で頑張って!というような感じなのでしょうか。

2度と免責を受けることができないワケではないので、何度でも、自身のやりたいことに、チャレンジすることができるというのは、嬉しい制度だと、個人的には思ってしまいました。

 

晴れて、この免責を受けることになったところで、生活は楽ではないと思います。そんな時には、生活保護を受けることを薦められています。

団塊の世代の方達は、生活保護を受けることは、恥ずかしいことであるとされ、意地でも受けないという方がいらっしゃいます。ですが、この著書では、その考えは誤解であり、生活保護は、国民としての権利に基づいて設けられている制度であり、その制度を利用することによって、現在の経済的危機を乗り越えて、自立を目指してもらうというものなので、苦しいのであれば、生活保護を受けることも、選択肢としてあると頭に入れておくだけでも、心持ちが違うと思います。

 

借金をすると、それを返さなければならないという意識で(この意識は間違いではないのですが)、借金を返すために借金をしてしまうという事態が発生する場合があり、その傾向にあるのは、マジメな人ほど、借金を重ねてしまうそうです。

そんな人は、利息が高すぎるところに対しては、何とか借金を値切るという方法はないかなど、自分の身を守るために、気持ちを切り替える努力をすることが必要であると述べています。

要求されている内容について、交渉をしてみるということは、試みる価値はあると思います。不当なまでに高額を要求している場合もあるので、自分の人生のためには必要なスキルではないかと、思ってしまいました。

実際に、引直し計算をすると、借金が減るケースもあるようで、計算する価値はあります。この内容については、著書をご覧ください(対象ページ171〜)。

この計算によって、過払い金があることが判明したら、金融会社に対して、返還請求書を送付することができます。これが、CMでやっているアディーレ法律事務所が該当しているのだと思います。応じてくれない場合には、裁判所に調停することが可能のようなので、やりすぎている対象者に対して、しっかりと制裁することができるのは、権利が保障されているので、知っておいた方が良い事実ではないでしょうか。

 

「低利で融資のあっせんをしています」という広告などがあったら、絶対に怪しいそうなので、そんな甘い言葉は、必ずワナがあるそうで、借金を整理するどころか、泥沼にはまってしまう事態になるそうなので、安易に信じるなかれということが強調されておりました。

 

お金で困っていて、気持ちの余裕がない時には、正常な判断ができないので、そんな状態のときを計算して広告を出し、優しく接するのですが、もっと貪ってしまおうという、魂胆になるので、こうなってしまったら、民間ではなく、国に助けを求めましょう!!

 

自己破産シリーズ おわり

 

註:『すぐに役立つ自己破産のしくみと手続き』高橋 裕次郎 三修社 2006-07-01

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