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成功するには、成功するだけの理由がある

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前回「自分が今、どこに立っているのか分かる社会人が、一人前と言えると思う」の続きになります。

 

アップルのマーケティングチームは長年、成功するまでのプロセスを微調整して行くことで、くり返し成功を収め、革新につぐ革新を起こしてきた。

このマーケティングチームは、少人数で構成されており、有能なメンバーが確かな権限が与えられているのだそうだ。

おそらく、日本のように、なんでもかんでも、ホウレンソウではなく、ある程度の権限が与えられることで、責任をしっかりと持って仕事に取り組んでいるのではないかと思われる。これは、フィンランドの教師と同じような効果があり(多分ここに書いたと思います「なぜフィンランドが世界一なのか?」確認してないので、違ったらスミマセン)、緊張感が保たれ、しっかりとした仕事をすることができるという、組織が成り立っているのではないかと思われる。モチベーションも保たれることで、続けて職務をすることによって、信頼も得られ、会社に良い作用しか生まれない仕組みではないかと思われる。

少人数で構成され、有能な者であり、クリエイティブな取り組みとなるので、長時間の労働にはなるが、質の高い思考で進むことができるのだという。

また、成功するためには、マーケティングが大事であり、それでいながら、スティーブ・ジョブズは、創造的な考えも持ち合わせており、芸術性のある美しさを求めている。

これで成功することができるのは、闇雲に直感だけで行動しているのではなく、マーケティングの下準備をしているからできることなのだということが、理解できる。

 

すばらしい会議の実践法

1.出席者は最小限にする。

2.30分以上続くときは退席する。

3.会議で使った時間を埋め合わせるべく、その日に生産的なことをする。

この内容は誇張された表現となるようだが、これも、ダラダラと長引いてしまう会議には、生産性を産まないという考えがあるのではないかと、勝手に思っている。無駄を省くことは、「シンプル」という考えに通ずることになる。

プロジェクトによって、集合する人間が異なってくるが、そのプロジェクトを、効率良く進めるために、最適な人間を厳選するというのが、いちばん難しい問題ではないだろうか。人間が増えれば増えるほど、思考がぶれてしまい、人数分時間もかかってしまうので、最小限というのは、理にかなっていると思われる。

プロジェクトを成功させるには、それに似合う人間を集めるということが、鍵となるようです。この人が責任者だからとか、関係なく、能力主義であるということが、ここで、日本とアメリカの違いが出ているのかもしれない。

だが、この関係は、結果的に、会社のためになり、そして、人間のためになるのではないかと、ここでもシンプルの精神が生きていると感じられる。

少人数というルールを設けることで、人間関係も、密に築いていくことができ、コミュニケーションも取りやすいというメリットが多くある。日本のように、関係している人を、みんな集めたり、全体ミーティングを1度は設けるなど、そんなこともないのだと思われる。なぜなら、生産性がなく、無駄な時間だからである。

密にコミュニケーションを取るということは、人間を管理するのではなく、それぞれが独立して、それぞれの役割を果たしているということになる。だから、良好な関係をはぐくむことができるので、素晴らしいことしかないと、個人的には思っている。

 

 

スティーブは創造的なプロセスを理解していたし、高く評価していた。それはある意味で、プロセスがほとんどないことだ。

シンプルの精神を突き詰めていくと、プロセスをすっ飛ばして結果を出すことが、スティーブ・ジョブズにはできるようです。

結果を出すにはプロセスが大事と思ってしまいますが、そんなことはスティーブ・ジョブズには関係ないようです。ですが、世間から見ていたイメージとは異なり、人間関係をしっかりと築いてから、結果を出しているということが分かるので、要するに、スティーブ・ジョブズは、その人が持っている能力を理解し、それを最大限に発揮させているということではないだろうか。

人間関係を築くというプロセスを踏んでいるから、結果を出すことが速いのではと、個人的には思っています。スティーブ・ジョブズは、創造する者であり、その創造したコトを実現するために、人を集め、創り上げているという、アップルはそういう会社なのだと分かる。

大企業に勤めていると、何かをする度に、ものすごく時間がかかるという印象がある。その理由としては、組織化しているということが考えられ、効率化するために、プロセスを決めてしまい、それを変えることができない、ということが、仇となっているというのだ。

臨機応変に組織を変えるということが、創造的な作品を作り出すには、必要なプロセスなのかもしれません。

 

「日本は、こうだから…」と、日本のせいにすることは、個人的には、どうだろうか?と、思ってきているので、偏見はあるかもしれませんが、ご自身でやりたいと思ったコトがあれば、自由な発想で、ご自身が信じるやり方で進めていけば、それがおそらく、いちばんシンプルの精神ではないかと思っています。

 

註:『Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学』ケン・シーガル NHK出版 2012-05-23

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