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犯罪学は、さまざまな学問をもとにした学問である

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写真:仲町台のホーム

「犯罪学(刑事学)」と言っても、さまざまなアプローチがあることから、犯罪学という分野自体の存在は、ない国もある。

日本も、この国のひとつであり(大阪にある大学では、プロファイリングなどを学ぶことができる犯罪学の学科があるらしいが、一般的な分野ではないことは確かである)、イタリアには、そんな学科さえ存在しない(探しても、見つからないため)。

また、イギリスや、アメリカでは、この犯罪学が一般的に存在している。

研究も進んでおり、お国柄が関係しているのではないだろうか、とも思います。

 

犯罪学の起源は、『殺人の歴史 (「知の再発見」双書154)』には、以下のように述べられています。

心理学者、精神科医、精神分析学者、社会学者、

哲学者、歴史家、法学者たちに夜学問的な

アプローチは、犯罪学をつくりあげた。

犯罪学は、18世紀に『犯罪と刑罰』(1764年)の

著者であるイタリアの法学者チェーザレ・ベッカリーア

(1739〜94年)

の論をもとに、イギリスの法学者ジュレミ・ベンサム

(1748〜1832年)

が発展させ、イタリアの精神科医チェーザレ・ロンブーゾ

(1835〜1909年)、

イタリアの法学者エリンコ・フェリ

(1856〜1929年)、

フランスの法医学者アレクサンドル・ラカサーニュ

(1843〜1924年)

が近代的な形にまとめあげた。

犯罪学は、さまざまな分野の学問をもとにした学問である。

哲学者ミシェル・フーコーは、

『私、ピエール・リヴィエールは、母、妹、弟を殺害しました…

19世紀の親殺し事件』

を1973年に出版したが、これは19世紀に起きた

親殺し事件の資料に関する、

コレージュ・ド・フランス(フランスの高等教育機関)の

ゼミナールでの共同研究をまとめたものである。

 

起源自体が、多方面の学問からの派生であることが分かる。

そして、現在でも、心理学と犯罪が組み合わさった、犯罪心理学だったり、社会学と、犯罪、環境と犯罪、また、教育と犯罪も考えられる。

などなど、さまざまな学問から、犯罪という分野が、派生して生まれています。

 

ふと、思うことがあります。

せっかく学んだことを、人々に伝えることも、考えて欲しいと思うのです。

学んだ学問を、論文で伝えること以外に、現在では、さまざまな表現のアプローチがあります。

 

例えば、映画という媒体を通すこともできます。

映画では、つくり手の感情が、映像によって、こめることができ、世論を動かすことができます。映像として表現するので、文章よりも、力強い説得力を持ち、映像の特殊効果を使うことで、真実でないことも、真実であるように、人間の心に直接語りかけることもできるので、監督と一緒に組んで、表現するのも、ひとつであると思っている。

 

また、現在では、ゲームを製作することだって可能である。

映像がドットであっても、自身がプレイしていくことによって、感情移入が容易にできる。例えば、犯罪者になってみるゲームを作ったとして、どうして、こんなことをしているのかという謎を解いていく物語であったり、被害者側の物語だって、作ることだってできる。

例えば、いじめを題材にしたゲームでもいいかもしれない。残酷ではあるが、現実に怒っていることを感情移入してプレイさせることもできます。

自身が当事者になったら、考える機会を与えることができ、感情を味わうことができます。

 

文章でブログを書くことや、論文を書くことも勿論アリですが、こういった表現をすることで、効果的に、語り手の気持ちを伝えることができると、思っています。

もちろん、映画、ゲーム以外にも、絵や、漫画、劇など、考えれば、もっと多くの表現方法があります。

個人的には、犯罪に対して想いを巡っていますが、ひとりひとり、それぞれに、思っていること、感じていることを、自身にピッタリの方法で、表現することで、人々に想いを伝えることができます。

表現すると、同時に、自身がしっかりと存在し、精神が安定し、人々に貢献することができていると思うと、生きている実感を味わうことができるとも思っています。

もっと自由に、表現をして欲しいと切に願います。

 

註:『殺人の歴史 (「知の再発見」双書154)』ベルナール・ウダン 創元社 2012-03-08

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  1. 2019年 4月 25日
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