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テレビゲームは、むしろ教育的に好影響である説

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写真:馬車道

子どもたち(大人たち)は、何かに夢中(フロー状態)になりたいという気持ちがある。それが、虫を追いかけることであったり、歌を歌うことであったり、絵本を見ることであったりする。それは、人それぞれ異なる。その夢中になりたいと思った対象が、テレビゲームだと、どうしても、親としては、否定的になってしまう現実がある。

この夢中になるということが、何よりも、学んでいる最中なのだと、『テレビゲーム教育論―ママ!ジャマしないでよ勉強してるんだから』の著者は述べている。

親としての意見は、このゲームに夢中になっている要因は、暴力や、レース、銃の撃ち合いなどの表面的な事象によるものではなく、長時間に渡り、取り憑かれたように取り組んでいるのは、学んでいるからであり、彼らは将来のために重要なことを学んでいると最中であるということなのです。

 

このゲームに対する批判的な情報は、メディアの影響も与えています。

ゲームが野蛮化・ポルノ化、ゲームが脳をダメにしていく、などです。

こういった報道の多くは、悲しいことに、科学的な根拠もなく、事実の一面だけを切り取って見せているということが多い(芸能人の方もそうだったりするそうですが)。

 

代表的な事件の中には、韓国で起きた悲しい出来事があります。

寝ることなく、オンラインゲームに没頭しすぎてしまい、死亡された方がいらっしゃいました。

人間とは、人間以上にも、以下にもなれないというルールがあります。

人間が生きていく上で、必要となる中には、睡眠が入っています。没頭すると言っても、人間的な生活を送ることが、大前提となります。

人間にとって、必要となる生活がベースとなり、その枠内で没頭することを教育するのは、大人の役割りであります。

 

もし、大人がそういった行動をとっている場合には、周りの大人が教示するべきだと、個人的には思います。

 

著者は、「子どもたちは自分自身で生活のバランスをとれるようになる必要がある」と述べています。

要するに、没頭するとしても、ゲームをする時間だけではなく、ご飯を食べる時間、他の学問に触れる時間、学校の活動、読書など、他の生活と調和する必要があるのです。

 

環境学的に考えると、例えば、両親や、周りの大人が、汚い言葉を使い、暴力的な行動が多く、映画や、ゲームなども、暴力的な内容で、暴力に溢れた家庭で育っているならば、その子は、かなりの確率で、暴力的な性格となっているということになる。

この環境を与えるのは、周りの人間である。

暴力をすることによって、問題は何も解決しないということは、大人は分かっていることである。なぜかという説明は端折りますが、この暴力をすることに対しては、分かっている大人が教えなければならないという役割があります。

これが教育ではないかと思われます。ゲームをするということ自体は、何もマイナスなことではありません。教育されていれば、です。

 

そういったことが分からずに、ゲームをすることによって、暴力をするということが、目的のゲームをすると、その内容が、刷り込まれてしまうと、考えられるのではないでしょうか。

分かっているかどうかは、現段階では、年齢しかありませんが、年齢に達していても、分かっているかどうかを判断するのは、結局は、周りの大人というワケなのです。

 

 

註:『テレビゲーム教育論―ママ!ジャマしないでよ勉強してるんだから』マーク・プレンスキー 東京電機大学出版局 2007-07-01

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